包装スリム化実験を開始
「これは燃えて、こっちは燃えない。えっとこれはどっちだ?」ごみの収集日にあわせて分別作業に明け暮れる日々……。地域によって分別の方法は様々だし、ごみを捨てるのも楽じゃない。じゃあ、できる限り簡易包装にしたらどのくらいごみが減るのでしょうか。そんなごみの問題に新たな側面から取り組んでいるNPO法人があるんです。
「NPO法人ごみじゃぱん」は、無理なくごみを減らせる社会作りを目指して、産官学民連携で神戸大学の環境経済学を専攻する学生らが中心となり設立。今年の5月には、神戸市内のスーパーにて簡易包装の商品を販売する実験が行われました。その名も「減装(へらそう)ショッピング」。これは、商品ひとつひとつの外箱やプラスチックフィルム、品質を保持するためのトレイなどを省き、簡易化して販売するというもの。普段の買い物のスタイルを少しだけ変えることで、無理なくごみを減らそうという実験。生活用品を販売する大手メーカーの協力をうけ、神戸市内のスーパーで3ヶ月間行われました。
その結果、3ヶ月の実験期間で売れた減装商品は17万個にものぼり、包装ごみは1.18トン、CO2は2.03トンの削減に繋がったと発表。今回の実験では、一部の商品に限られましたが、これを全国展開し消費者が購入することで、日本の生活系ごみを5.5%も削減できるという予測も。
日常生活において、過剰包装と思いつつもついつい仕方ないと受け止めてきましたが、こうして数値化をしてみるとぐっと身近な問題として捉えることができるのではないでしょうか。詰め替えで済むならば済ませ、極力無駄を省いた身軽な生活への第一歩として、減装ショッピングを始めてみてはいかがでしょうか。
この本をご覧ください。
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